選挙の季節を迎えるブラジル2022年07月17日 01:11

 ブラジルはこれから選挙の季節が始まります。10月には大統領、州知事、上・下院議員、州議会議員の新しい顔ぶれが決まります。高等選挙裁判所が20日から8月15日まで立候補の受付を始め、本格的な選挙選に突入します。

 投票は10月2日に行われます。州知事と大統領選挙では有効投票の50%を超える得票をした候補者がいなければ、同月30日に決選投票が行われます。

 ブラジルのメディア16日付によれば、州知事選でもっとも競争が激しいのは11人の立候補が予想されるペルナンブコ州とリオグランデ・ド・スル州です。次いで10人のリオデジャネイロ、パラナ、サンパウロ各州知事選です。

 候補者の職業は、教師が44人以上と最も多く、次いで弁護士が35人以上となっています。ビジネスマン、コミュニケーター、そして11人の警察官、2人の役人も出馬すると見られています。中には返り咲きを狙って出馬する元知事の名前もあります。