汎アメリカ保健機構がサル痘対策用の薬剤提供2022年08月01日 19:18

 ブラジルのメディアによると、マルセロ・ケイロガ保健相は1日、サル痘対策用の抗ウイルス剤が汎アメリカ保健機構(PAHO)から送られると述べました。同保健相がTwitterで明らかにしたもので、ブラジルは同薬剤を受け取るとしています。

 権威ある科学雑誌に掲載された研究では、抗ウイルス剤はサル痘の患者が他の人に感染させるまでと症状の持続時間を短縮することを期待できると指摘しています。抗ウイルス剤を投与された患者は、症状の持続期間が短く、上気道(鼻、咽頭、喉頭、気管上部)からウイルスを排出する時間が短かったとしています。