大統領選のルーラ氏優勢変わらず2022年08月19日 10:41

 「グローボ」と「フォーリャ・デ・サンパウロ」の依頼で大統領選の投票動向を調査したダタフォリャ社の調査結果が18日、発表されました。調査によると、大統領選第1回投票でルーラ元大統領(労働者党 PT)が47%、ジャイル・ボルソナロ現大統領(自由党 PL)が32%を獲得することが判りました。調査は16日から18日にかけ281市町村の5,744人を対象に行われました。

 その他の候補ではシロ・ゴメス氏(民主労働党 PDT)7%、シモーネ・テベト氏(民主労働党 MDB)2%、ヴェラ氏(統一社会労働党 PSTU)1%と続き、残り7候補は支持率0%です。

 今回の調査でも第1回投票で半数を超える候補はいなく、その結果上位2候補で決選投票が行われます。決選投票の動向も調査されており、ルーラ氏が54%、ボルソナロ氏が37%でルーラ氏の勝利が予想されています。

 また、調査に現れたルーラ氏の支持者は貧困層、黒人、東北地方住民、同性愛者または両性愛者に多く、ボルソナロ氏は富裕層、白人、福音主義者、北部地域住民に支持されています。