ブラジル望遠

　ブラジルのメディアによると、サンパウロ消防局は5日。サンパウロ北部のジャラグアでヘリコプターが墜落、2人が死亡したと発表しました。事故は、ジャラグアの農場近くにある高圧線鉄塔の近くで起きました。現場へは消防車6台が向かい、救助にあたりました。

　墜落したヘリコプターは、2010年に製造されたアグスタ109-E、プレフィックスPP-JMAで、乗客定員は7人。運行はマジャム社が行っていました。同日午後10時近くに消防隊はすべての作業を終え撤収、事故原因などの調査は管轄の機関が行います。

　航空事故調査・防止センターの調査官がデータの収集と確認、証拠の保全、航空機または航空機に生じた損傷の確認、調査プロセスに必要なその他の情報の収集の初期対応を行っています。同調査官は、同機と同じ特徴を持つヘリコプターの事故防止を主眼に調査を進めます。現在、事故原因については一切明らかにされていません。