サンパウロ市長の闘病は続く2021年04月21日 11:39

 ブラジルのメディアによると、サンパウロのブルーノ・コバス市長は再発癌のため治療を続けてますが、医師団は20日、一部に流れた退院情報を否定、退院の予定はないと発表しました。

 同市長は15日に癌の再発が認められ、病院で化学療法と免疫療法を受けています。16日発行の医療速報で「今の治療が終了すれば、市長は週の初めにも退院する」と報道していました。しかし、この日、医師団は「退院の予定はまだない」と否定しました。

 コバス市長はソーシャルメディアで「癌との戦いは続きますが、公務は滞りません。私が受けている支援と愛情は力を与えてくれます。私のチームとともにサンパウロ市民との約束を果たします」と述べています。

 コバス市長は食道と胃の間に最初に癌が発見され、それが肝臓とリンパ節に転移、2019年から転移癌の治療を受けています。