UFOは地震計と判明、一件落着 ― 2021年04月09日 11:08
ブラジルのメディアによると、リオデジャネイロで8か月前に行方不明になった地震計が6日、1,000㎞離れたサンタカタリーナ州のビーチでサーファーによって発見されました。サーファーはその形状から「未確認飛行物体」ではないかとソーシャルネットワークにビデオを投稿、話題になっていました。
この投稿を見たサンタカタリーナ連邦大学が、国立天文台と共同で大西洋の海底研究に使用している地震計と知り、物体を引き取りました。
この地震計は2019年にリオデジャネイロの海上に浮き上がり、昨年の7月以降は行方が判らなくなっていました。それが今回、サンタカタリーナ州の海岸で発見されました。
昨年8月、リオの海上に地震計が浮上したことを知った研究者たちは、データ収集のために行きましたが、既に機器はありませんでした。その機器が8カ月後、今度は1,000㎞離れたサンタカタリーナの海岸に打ち上げられました。
1,000㎞も移動したのは、ブラジル西海岸で29日から1日にかけてサイクロンが暴れまくり、この暴風でリオ・サンタカタリーナ両州の間を移動したのではないか、と考えられています。
サンタカタリーナ連邦大学は貴重なデータを記録した地震計のため、場合によっては潜水艦を動員して探そうとも考えていたと言います。研究者は「収集された約1年のデータを回復します。ブラジルの地震計ネットワークにとり貴重なデータです」と喜んでいます。
この投稿を見たサンタカタリーナ連邦大学が、国立天文台と共同で大西洋の海底研究に使用している地震計と知り、物体を引き取りました。
この地震計は2019年にリオデジャネイロの海上に浮き上がり、昨年の7月以降は行方が判らなくなっていました。それが今回、サンタカタリーナ州の海岸で発見されました。
昨年8月、リオの海上に地震計が浮上したことを知った研究者たちは、データ収集のために行きましたが、既に機器はありませんでした。その機器が8カ月後、今度は1,000㎞離れたサンタカタリーナの海岸に打ち上げられました。
1,000㎞も移動したのは、ブラジル西海岸で29日から1日にかけてサイクロンが暴れまくり、この暴風でリオ・サンタカタリーナ両州の間を移動したのではないか、と考えられています。
サンタカタリーナ連邦大学は貴重なデータを記録した地震計のため、場合によっては潜水艦を動員して探そうとも考えていたと言います。研究者は「収集された約1年のデータを回復します。ブラジルの地震計ネットワークにとり貴重なデータです」と喜んでいます。
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