レイプ犯の父親が娘夫婦を殺害2023年05月10日 19:28

 ブラジルのメディア10日付によると、サンタカタリーナ州で娘(24歳)とその夫(30歳)を銃で殺害し、夫の兄に反撃され死亡した男は幼い少女に対するレイプで懲役37年を言い渡されていました。

 殺害犯はアントニオ・マルコス・ペレイラ・デ・オリベイラ(45歳)で、逮捕状の執行を待ってる間の犯行でした。警察は、アントニオが娘夫婦を襲ったのは、レイプ事件を告発した娘への復讐だったと見ています。

 警察によると、アントニオは5月1日、娘夫婦がいた住宅に侵入し、彼らに発砲しました。住居には5人いて、犯人の侵入に気づいた夫の兄が反撃しましたが 銃弾を受け娘夫婦と兄の3人は死亡、犯人のアントニオも銃弾を受け死亡しました。

 5人の内の一人は反撃して死亡した兄の母親で、隠れていて無事でした。もう一人は兄の父で、負傷し病院に収容されましたが、生死は不明です。

 事件があったのは、サンタ・カタリーナ州の州都フロリアーノポリスから 580キロメートルほど離れた、人口約 2,700人のガルバン市。娘夫婦はこの町にある夫の両親の家に来ていて、事件に遭いました。