マナウス、フォルタレーザ両市は封鎖が必要2020年04月29日 10:06

 ブラジルメディア28日付によると、感染学者でマンデッタ元保健相の元で伝染病の責任者をしていたジュリオ・クロダ氏が、「マナウス(アマゾナス州)とフォルタレーザ(セアラ州)はロックダウン(都市封鎖)を行い、伝染病の拡大を防止するべきだ」と強調しました。 ロックダウンは人々の動きを完全に封鎖することで、社会的隔離政策の中で強固な手段です。       

 クロダ氏は、コロナウイルス対策は人口の数、病院のベッド、医療専門家などを考慮し、地域ごとに異なる対策が必要と主張、「マナウスとフォルタレーザの症例の増加とベッド数を増やす能力のなさを勘案すると、ロックダウンは効果的だ」と述べました。

 マナウス市では28日までに、新型コロナでの死者255人、確定感染者2,738人を記録しています。 またフォルタレーザ市は死亡者320人、確定感染者5,432人となっています。