大統領選はボルソナロ氏が有力2018年10月24日 10:55

 フォーリャ紙の報道によると、18日、ダタフォーリャが28日の大統領選決選投票の投票動向調査を発表しました。調査では、フェルナンド・ハダッド氏(PT)が41%、ジャイル・ボルソナロ氏(PSL)が59%と優位に立っています。調査は17日、18日の両日、341都市9137人を対象に実施されました。

 ハダッド氏は、北東伯地方に支持者が多く、有権者の53%から支持され、ボルソナロ氏の31%を上回っています。しかし、全体としてはボルソナロ氏が圧倒的に優位な状況で、東南ブラジルではボルソナロ氏を55%が支持し、ハダッド氏は29%、南ブラジルでもそれぞれ61%、27%の支持率です。

 ボルソナロ氏の支持者は男性に多く、ボルソナロ氏58%、ハダッド氏32%の男性が支持しています。女性はボルソナロ氏43%、ハダッド氏39%で女性の有権者は、女性差別を露わにしているボルソナロ氏に抵抗感が強いようです。

 ボルソナロ氏の支持者の95%は、ボルソナロ氏以外には投票しないと回答しており、ハダッド氏の場合は89%でした。一方、有権者の54%がハダッド氏に投票しないと回答、41%がボルソナロ氏に投票しないとしています。