サンパウロ州の中堅都市、ロックダウン継続2021年02月25日 10:56

 ブラジルメディアによると、サンパウロ州アララクアラ市は24日にも4人のコロナ死者が出るなど、コロナ禍の蔓延が始まってから合計185人が死亡しました。

 ICUも逼迫しており、同市ではロックダウンをさらに27日まで継続することを決めました。アララクアラ市はサンパウロ州内陸部にる人口20万人の中堅都市です。

 同市のコロナでの死者は、昨年の総死亡者数92人を今年1月と2月だけで93人と上回りました。さらに同市ではマナウスで発見されたブラジル変異株がサンパウロ大学熱帯医学研究所で29例発見されており、同市は感染、入院、死亡の増加はこの変異株のためとしています。

 これまでに同市では13,822人が感染し、185人が死亡しています。ブラジル変異株はコロナに感染したことがあっても、再感染する可能性があると言われています。