リオグランデ・ド・スル州でドッグレースを禁止2021年02月15日 18:59

 ブラジルメディアによると、リオグランデ・ド・スル州政府は10日、グレイハウンド・ドッグレースを「レース出場の犬を虐待している」として禁止しました。エドゥアルド・レイテ知事が法令に署名、施行されたものです。同州では今後、ドッグレースを開催出来ません。

 レースには速く走るので知られたグレイハウンド犬が主に出場します。ブラジル南部では多くのレースが開催され、動物愛護の活動家たちは「犬の虐待」に当たるとしてレース開催に反対してきました。ウルグアイとアルゼンチンはすでにレースを禁止しています。

 メディアも「ドッグレースは犬の虐待だ」と特別にレポートするなど、レースの中止を訴えていました。

 同州のドッグレース場は開催するばかりに整備されていましたが、中止を余儀なくされました。警察の環境犯罪取締部門は、虐待の事実の調査を始めました。