ブラジル望遠

　「Folha de S.Paulo」紙はウェブサイトに27日、世論調査機関Datafolhが行った「連邦議会はボルソナロ大統領弾劾に向けて動き出すべきかどうか」などの調査結果を掲載しました。それによると、「弾劾訴訟を開くか否か」について、開かない48％、開く45％、わからない6％でした。調査は電話で1,503人に聞き取る形で行われました。

　大統領弾劾要求は24日、モロ法務大臣が辞任発表後、政治家および市民社会団体によって行われました。これはボルソナロ大統領が連邦警察に政治的に干渉したとモロ氏が指摘したことに端を発しています。

　また、ボルソナロ大統領は辞任すべきかどうかについては、「辞任せずとも良い」50％、「辞任すべき」46％、「わからない」5％となっています。そしてボルソナロ政権の評価は、「素晴らしい/良い」33％、「普通」26％、「悪い/ひどい」38％、「わからない」3％となっています。