動物虐待通報、1日に25件=サンパウロ州=2018年12月13日 11:00

 エスタード紙7日付によると、サンパウロ州公共保安局に動物保護電子警察署を創設して2年間で、愛玩動物虐待行為の通報が1万6000件に達しました。通報は携帯電話で撮影した写真や動画が大半を占めています。

 今年1月から11月上旬までの通報は8162件で、1日あたり25件に上っています。昨年は8193件でした。同署によれば、通報された虐待の対象動物は救助されています。

 公共保安局によると多くの通報は、「衛生状態が悪く、適切な食べ物も与えずに狭い場所に閉じ込めている、散歩にも連れて行かず、閉じ込めたまま」といったケースだとしています。

 5日には、サンパウロ市内北部で、雌犬に発砲したトラック運転手が逮捕されました。この雌犬は軍警が救助し、警官たちが治療費を出し合って支払う用意までしていましたが、ある病院が無料での治療を申し出、雌犬は治療を受けることになりました。

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