「こどもの日」商戦、商店は苦戦2020年10月11日 10:43

 ブラジルメディア10日付によると、こどもの日(聖母アパレシーダの日)の12日を前に各商店は人出と売れ行きを期待していますが、思惑通りには行かないようです。

 サンパウロの人気商店街は、リニューアルオープン後で最初の連休、そしてこどもの日に期待をかけていますが、これまでの商店の売上は昨年より減少しており、大きな期待は持てないと話しています。同市内の商店主は「昨年はよく売れた。しかし、今年は人々に活気がなく、売上は期待はずれに終わりそうだ」と冴えない表情です。

 ショップキーパー連盟によると、こどもの日には消費者の10人に7人が子供向けのギフトを購入すると言います。しかし、「コロナ禍の今、消費者はネット通販に向かっており、商店は苦労しそう」と見ています。