ブラジル望遠

　ブラジルメディアによると、ジェイル・ボルソナロ大統領は1日、ソーシャルネットワークで最高連邦裁判所判事に定年で引退するマルコ・アウレリオ・メロ氏の後任にカシオ・ヌネス・マルケス氏の任命を発表しました。マルケス氏はカトリック福音派で、大統領の友人ということです。

　大統領は、大臣任命には「友情は重要な基準」と公言し、判事に福音派を任命する意図は、「最高裁で審議する問題では、保守的な利益を擁護する必要があるため」と述べました。

　大統領は、メロ氏の後任にはキャリアが立派だけではなく、「私を理解しているかどうか」も重要で、保守的な考えの持ち主であるが大切、と主張しています。