ブラジリアで反大統領派がデモ2020年06月08日 17:51

 ブラジルメディアによると、人種差別とファシズムに反対し、民主主義を支持するグループが7日、首都ブラジリアで抗議活動を行いました。抗議の日にボルソナロ大統領はソーシャルネットワーク上で、「第二次世界大戦の際にブラジルは、黒人、白人、メスティーソ(混血)など25,000人で構成された軍隊でナチスやファシズム戦った」と述べ、抗議者たちに反撃しました。

 これまで大統領は、議会の閉鎖、最高裁判所の閉鎖、軍事介入など反民主主義を訴える大統領支持派のデモを弁護し非難されており、この日のソーシャルネットワーク上の書き込みには違和感を覚える人が少なくありません。

 軍事警察は反大統領派と大統領派両グループの衝突を避けるため、議会前の芝生を封鎖、両グループを引き離しました。