サンパウロの東洋街でデモ騒ぎ2020年01月24日 11:56

 地元メディアによると、サンパウロ市で公共交通機関の料金引き上げに対する抗議デモが起きています。デモを行っているのはフリーパス運動のメンバーで、7日から始まり、4回目の抗議活動を23日に実施、ガス弾を使用して制圧する警察に対し、投石などで対抗しました。

 この日、デモ隊の3人が逮捕されました。7日のデモでは30人が逮捕されています。デモ参加者の人数は不明です。

 デモは、交通機関料金が 4.30レアル(約112円)から 4.40レアル(約115円)に値上げされたことに抗議して行われています。

 デモは市内ダウンタウンを中心に練り歩き、警察は日系商店が多く、日系人の往来も多い東洋人街の地下鉄駅に乱入するのを防ぐため、東洋街広場に阻止線を張り規制しました。

 デモ隊は近くの銀行に投石し窓ガラスを割り、カラー・スプレーを吹き付けるなど、騒ぎ立てました。