ブラジル望遠

　地元メディアによると、連邦直轄区（ブラジリア）で14日、6時間の間に3人の女性が殺害されました。最初の2件は仲間の男が犯人と疑われていましたが、2件目の犯人は女性の可能性が濃くなっています。3件目は捜査が始まったばかりです。

　警察は、最初の殺害は午後5時30分頃、2回目は午後5時から6時の間、3回目は午後7時30分頃に起きた、と推定しています。

　最初の事件で殺害されたのは18歳の少女で、犯人は遊び仲間でした。警察によると、彼らはロシアンルーレット遊びをしていて、最初の彼女が撃った時は玉は出ず、次いで男友達が撃つと玉が飛び出て彼女に命中、女性は死亡した、と話しています。

　2番目の事件は最初、彼女と口論していたボーイフレンドと見られていましたが、新たに別の女性によって刺されたとの疑いが出て、警察は詳しく調査を続けています。犯人と見られていた被害者のボーイフレンドは警察の調べに、「彼女が刺されたとき、別のカップルと一緒だった」とアリバイを主張し、別の女性が刺したと供述しています。

　夕方発見された3人目は、警察が現場に到着したとき、女性はすでに死亡していました。現在は捜査に着手したばかりで、殺害理由、犯人像など全く判っていません。