行方不明の女子大生の遺体発見、殺害犯も逮捕2019年09月26日 11:51

 地元メディアによると、バリリ市民警察は25日、24日朝からサンパウロ州バリリ市で行方不明になっていたマリアナ・バッツァさん(19歳、大学生)の遺体を発見したと発表しました。発表によると、マリアナさんの遺体は、バリリ市近くのイビチンガ地区で発見されました。

 警察は容疑者としてバリリ市近くの親族の屋根裏に隠れていたロドリゴ・ペレイラ・アルベス(37歳)を逮捕し、ロドリゴはマリアナさん殺しを自供しました。自供に基づいて遺体を捜し、自供した場所で遺体を発見しました。マリアナさんは、バウルの私立大学で理学療法を勉強していました。遺体には性犯罪の痕跡はなく、殺害の動機は不明です。警察は解剖して死因を特定したいとしています。 

 逮捕されたロドリゴは最初、警察に対し殺害を否認していましたが、最終的には遺体の遺棄場所を明らかにしました。遺体は後ろ手に縛られ、高速道路近くの樹木が茂った場所に遺棄されていました。ロドリゴ逮捕の決め手になったのは、防犯カメラとマリアナさん自身が撮った映像でした。

 両方の映像記録を見ると、マリアナさんは車がパンクしているのを発見、それを見たロドリゴが「タイヤを交換を手伝う」と近づき、タイヤ交換をしています。マリアナさんはこの様子を撮ったビデオを、友人に送っており、残された記録から警察は容疑者としてロドリゴを特定、24日に両親から行方不明の届けを受けた約7時間後に逮捕しました。