ネイマールをレイプで訴えたモデルを検察が告発2019年09月18日 11:52

 地元メディアによると、サンパウロ州検察局は17日、サッカーのネイマール選手をレイプで女性専門警察に訴えていたモデルのナジラ・トリダーデを中傷と恐喝で、逆に告発しました。10日、サンパウロ民事警察は、詐欺、中傷、恐喝容疑でナジラを起訴していました。ナジラの元夫エスティベンス・アルベスも、詐欺とエロティック・コンテンツの公開で起訴されています。

 警察は、5月31日にナジラが訴えてから2カ月間調査、ナジラがネイマール選手にレイプと暴行を受けたとして民事警察に提出した証言と証拠が不一致、ネイマール選手を起訴しないことを決定しました。ネイマール選手の強姦疑惑の調査は7月に却下され、逆にネイマール選手の父親がナジラを名誉毀損で訴えていました。

 警察は「調査の過程で集められた証拠を見ても、ネイマール選手を起訴出来る証拠は無かった。被害者の証言と警察に提出された証拠が矛盾しており、証拠とは言えなかった」と話しています。ネイマール選手がパリのホテルで、ナジラを平手打ちするビデオはありましたが、レイプしているのはありませんでした。平手打ちしてことについてネイマール選手はナジラに謝罪しています。

 ナジラとの契約を解約した法律事務所は「彼女は弁護士に暴行を受けたとは話していたが、レイプについては何も触れていなかった」と語っています。