行方不明だった若妻の遺体発見2019年09月12日 15:04

 地元メディアによると、警察は11日、サンパウロ州アルミナ市で8日の日曜日から行方不明になっていたアリーネ・シルバ・ダンテスさん(19歳)の焼死体を発見しました。彼女は、アルミナ市の住宅に囲まれた森で発見され、遺体は木片で覆われ、一部が焦げていました。遺体の身元確認は、彼女の特徴と失踪したした日に着ていた着衣で確認されました。

 アリーネさんは8日、1歳9カ月になる娘のオムツを購入のためアルミナ市内の薬局に行き、そこを出てから家路についたところまでは判っていますが、その後行方が判らなくなっていました。警察は、8日から警察犬なども動員して彼女の捜索を続け、遺体を発見しました。

 アリーネさんの母親マリアさんは、「娘は通常一人で外出することはなく、教会へ行くのも家族と一緒だった」と話しています。オムツ購入で入った薬局には彼女の行動を記録した防犯カメラの映像が残っており、店に入り、出たところまではハッキリしています。その後通りを歩く姿も映っていますが、その直後から行方が判らなくなっていました。

 残された1歳9カ月の赤ちゃんは母親を恋しがり、家族によると、「まだ母の乳をほしがっている」と話しています。赤ちゃんはこれから、父方の祖母が世話することにしています。警察は、事件の捜査を続けています。