停電で新型コロナ患者死亡2020年05月09日 15:00

 ブラジルメディア8日付によると、リオデジャネイロ市北部の病院に入院中の新型コロナ感染患者2人が停電のため死亡しました。停電で入院患者70人の内11人が心停止を起こし、医師たちは救命に努力しましたが、24歳の若者と59歳の男性2人が亡くなりました。亡くなった一人は、先日、同病院のICU に移ってきたばかりでした。

 病院には停電に備え発電機が備えられていましたが、古い発電機で機能せず、5分間に渡って停電が続きました。この間ICUに入院中の患者11人が心停止状態になり、医師、看護師の努力で9人は救命できました。

 病院側は、「信じられない。この病院には発電機があり、停電による死亡などありえない」と停電と患者死亡の関係を否定しています。ただ、医療スタッフは「発電機のバッテリーは切れており、動かなかった」と話しています。

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