開示か、大臣会合ビデオ2020年05月22日 16:41

 ブラジルメディアによると、最高裁判所諮問委員会は21日、22日までにセルジオ・モロ元法相が指摘した「ボルソナロ大統領が連邦警察に干渉しようとした証拠」というビデオを開示するかどうかを決定するとセルソ・デ・メロ法相に通知しました。

 モロ元法相は法相辞任にあたり、「大統領は家族に捜査が及ぶのを防ぐため、連邦警察に干渉しようとした」と明言し、その証拠として大臣たちとの会議を記録したビデオを提出していました。会議は4月22日に開かれ、それには大統領、副首相、モロ法相ら25の部局長が出席していました。

 大統領は「会合では国にとって公開をはばかる内容も話し合われており、ビデオ全体の開示は止めてほしい。また、連邦警察に干渉、言及したことはない」と話しています。