ボルソナロ大統領は四面楚歌2019年07月16日 12:00

 地元メディアによると、ボルソナロ大統領は15日の下院議員総会で、改めて息子の米国大使起用に言及、息子の起用に反対している最高裁長官の更迭を示唆するなど、下院だけでなく友好国からも非難の声が上がっています。

 ボルソナロ大統領は、反対意見は気にしないと強気の姿勢です。しかし、現在大統領は、まだ正式決定はしていません。同僚議員の中には、「これは、進行中の年金改革の承認を妨害しているようなものだ」と話しています。

 別の議員は、「大統領の息子がワシントンで大使業務に就く資格があるとは思えない。上院で拒絶される可能性もある」と指摘しています。