無許可営業のガス会社で4人死亡の爆発事故2019年10月17日 16:50

 地元メディアによると、ロライマ州ボアビスタ市で15日、ガス会社セントロ・ノルテ社でガス爆発が起き、4人が死亡しました。事故調査している同市検察官は16日、「同社にはガスボンベを製造または補充する許可が出されていなく、無許可で行っていた」と指摘しました。

  ボアビスタ市役所は、同社は長年にわたって危険物取扱いの登録をせず、闇営業していたとしており、同市消防局は、同社は3年間検査を受けていなかった、と話しています。

 消防局によると、セントロ・ノルテ社はアルゴン、酸素、アセチレン、亜酸化窒素、圧縮空気などのガスを無許可で製造しており、爆発は従業員がガスボンベに装填中に起きたと話しています。

 ボアビスタ市役所は、同社はガスの生産を行うために申請書を提出していますが、消防署の検査報告書が添付されていなかったため、許可されなかったとしています。市役所は、「消防署の報告は、これらの営業には不可欠でです。それがないと、市町村は可燃性または爆発の危険性のある取り扱いに対し許可は出せません」と述べています。