リオでボルソナロ前大統領が健在ぶりを強調2024年04月22日 00:21

 ブラジルのメディアによると、ボルソナロ前大統領が21日、リオデジャネイロ市のコパカバーナビーチに支持者を集め、大々的なイベントを行い、健在ぶりを訴えました。ボルソナロ氏は、権力の座を維持するためのクーデター計画に参加した疑いで連邦最高裁判所の捜査対象となっており、そんな中での示威行動でした。

 クーデター未遂事件では、前大統領、元閣僚、顧問、軍関係者が最高裁の調査対象になっています。前大統領呼びかけにどのくらい参加者がいたかは明らかになっていませんが、大勢の参加者がコパカバーナビーチ近くのアトランティカ通りを占拠してボルソナロ氏の演説に耳を傾けていました。この集会はボルソナロ氏が2月25日行ったサンパウロ市での集会に続くものです。

 イベントではボルソナロ氏の他、自由党のバルデマール・ダ・コスタ・ネト氏も発言しました。会場にはボルソナロ氏の妻ミシェル氏、息子であるカルロス氏、エドゥアルド氏、フラビオ氏、シラス・マラファイア牧師、自由党所属の連邦議員、リオデジャネイロ州のクラウディオ・カストロ知事の姿も見られました。