毎日、ボーイング1機分の死者 ― 2020年07月15日 11:19
ブラジルメディアによると、ブタンタン研究所は14日、「サンパウロ州の新型コロナウイルスによる毎日の死亡は2021年まで高水準で続く可能性がある」と発表しました。このため研究所は州政府の自粛緩和措置を時期尚早と批判しています。
サンパウロ州では新型コロナで1日あたり300人が亡くなっています。この数字はボーイング747の乗客数に相当し、毎日、ボーイング747が墜落しているのと同じ、としています。同研究所はこの高水準が来年まで続く可能性があると指摘しました。
サンパウロ州政府はこの見方よりも楽観的で、州内では毎週の死亡が3週間連続で減少し、ピークを過ぎたとしています。しかし、同研究所は「病気の伝染率はまだ伝染を抑えるほどに低下していない。まだ死亡数と感染者数は増加を続ける」と警告しています。
解決策は社会的孤立を70%に増やすことで、これが50%未満では流行は抑止できない、としています。研究所は、これを守らず8月に学校を再開したとすれば、「マスクをしていても、初日に1700人が児童が罹患し、38人が死亡する可能性がある。これが10日後には2倍になり、15日後に4倍になる。したがって、今学校を再開することは大量虐殺と同じ」と忠告しています。
サンパウロ州では新型コロナで1日あたり300人が亡くなっています。この数字はボーイング747の乗客数に相当し、毎日、ボーイング747が墜落しているのと同じ、としています。同研究所はこの高水準が来年まで続く可能性があると指摘しました。
サンパウロ州政府はこの見方よりも楽観的で、州内では毎週の死亡が3週間連続で減少し、ピークを過ぎたとしています。しかし、同研究所は「病気の伝染率はまだ伝染を抑えるほどに低下していない。まだ死亡数と感染者数は増加を続ける」と警告しています。
解決策は社会的孤立を70%に増やすことで、これが50%未満では流行は抑止できない、としています。研究所は、これを守らず8月に学校を再開したとすれば、「マスクをしていても、初日に1700人が児童が罹患し、38人が死亡する可能性がある。これが10日後には2倍になり、15日後に4倍になる。したがって、今学校を再開することは大量虐殺と同じ」と忠告しています。
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