ルーラ政権支持率は38%で2ポイント低下: ブラジル望遠

　ルーラ政権は世論調査で38%の支持率です。ブラジルのメディアによると、調査会社Ipecの世論調査が7日に発表され、ブラジル人の38%がルーラ第3次政権を「素晴らしい」または「良い」と評価しています。

　また「普通」とする人が30%で、「悪い」または「非常に悪い」とする人が30%でした。調査は1日から5日にかけて実施されました。

　前回9月の調査では支持率は40%で、38%へと2ポイント低下、不支持率は25%から30%へと5ポイント上昇しました。また、同政権のブラジル統治方法については51%が賛成、43%が不支持で、統治方法は前回調査と比べ賛成が56%から51%へと5ポイント低下、不支持は39%から43%へと4ポイント増加しました。

　この他、経済状況に関する質問「半年前と比べて、良くなっているか」では最高39%、同じ23%、最悪36%でした。今後の経済見通しについては、よくなる 45%、変わらない19%、悪くなる30%でした。

　ルーラ大統領の政策企画力と実行力については32%が「良いアイデアがあり、それを実行した」、27% が「良いアイデアがあるが、実行できていない」、37%が「良いアイデアがない」と答えました。大統領を信頼するかどうかの質問には48%が信頼する、50%が信頼しないと回答しています。