大統領がワクチンパスポート採用に反対表明2022年01月02日 01:01

 ブラジルのメディアによると、ボルソナロ大統領は31日、テレビを通じワクチンパスポートの採用に反対を表明しました。この表明に、ブラジリア、サンパウロ、リオデジャネイロなどの大都市で大きな反発が起きています。

 また大統領は声明で、5歳から11歳までの子どもへのワクチン接種は親の同意がある場合にのみ許されると述べ、「打つ、打たないという選択の自由を尊重しなければならない」と指摘しました。

 専門家はパンデミックと戦うために必要な対策は、ワクチンパスポートの採用と5歳から11歳までの子どもへの予防接種の促進としており、大統領の声明には裏付けがないと反論しています。海外でもワクチンパスポートを採用することでパンデミック抑制をしている国も少なくありません。

 大統領はさらに、「パンデミック対策で経済危機を招いている」とパンデミックの拡大を遅らせ、病院の過密状態を緩和するために努力している市長や知事の批判もしました。