サンパウロ近郊の海岸自治体、独自の規制案2020年12月24日 11:33

 ブラジルメディアの報道によると、サンパウロ近郊の海岸にあるサントス市など首都圏開発評議会加盟の9市市長は23日、新型コロナウイルス封じ込めのサンパウロ州の計画をやや緩和した対策を行い、ビーチは12月31日と1月1日のみ閉鎖するなど地域独自の制限措置を実施すると発表しました。

 首都圏開発評議会会長のパウロ・サントス市長は「州政府の第3段階規制ではなく、第2段階の規制に従い、商業開始を認める」と発表しました。これはサンパウロ州コロナウイルス緊急センターが発表した、サンパウロ州は第3段階にあり、12月25日から27日までと1月1日から3日まで州全体を最大の自粛期間(公共サービスのみが認められる)とする方針に反するものです。首都圏開発評議会は「州政府の計画は土壇場で発表され、実施するには時間がない」として、「実施するための自治体の監視システム構築などが人員不足で出来ない」と指摘しています。

 このため9市は現状を第2段階と想定し、それに応じた規制策を実施します。例えば、サントスとグアルジャ両市は、自家用車やツアーバスの海岸へのアクセスを禁止、観光客のビーチでのレジャーを防止します。サントス市長は「人々が大晦日をビーチで過ごすことを目的としてやって来るのを防ぐのが目的だ」と語っています。また、サンセバスチャン市は、「第2段階の規制に従い、バー、レストラン、スナックバーの運営を許可する」としています。

 首都圏開発評議会は「地方自治体のみでは規制効果が上がらない。高速道路警察など州や国の支援が不可欠」として、州や国に協力を要請します。

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