「ボサノバの巨匠」が死去2023年12月17日 18:38

 ブラジルのメディアによると、「ボサノバの巨匠」と呼ばれるカルロス・ライラ氏が14日に発熱してリオの病院に入院、16日早朝に亡くなりました。享年90歳でした。

 ライラ氏は「Primavera」、「Você e eu」などのヒット曲を作曲したことで知られ、ブラジル音楽界の重鎮でした。

 彼の妻、マグダ・ペレイラ・ボタフォゴさんによると、発熱して入院、いくつかの検査で細菌への感染が確認されましたが、死因は未だに不明ということです。

 同氏はブラジル音楽史に大きな足跡を残し、196の音楽作品を残しています。また、ブラジル文化の普及にも努め、1961年に全国学生連合のCentro Popular de Cultura設立にも力を尽くしました。