ブタンタン研究所、ワクチン製造に前のめり2020年12月16日 16:44

 ブラジルメディア15日の報道によると、新型コロナウイルスのワクチン「コロナバック」の治験を行っているブタンタン研究所は「ブラジル健康監視庁(Anvisa=アンビサ)の承認を待っていては、承認されすぐに接種を始める事ができない。承認時には数百万回分が準備されている必要がある」と、見切り発車でワクチン製造の意向を見せています。

 同研究所は「製造は一種の賭けになるが、Anvisaが緊急使用を認めても、ワクチンがなければ意味がない。ファイザー社が金曜日に承認をを受け、月曜日から接種を開始できたのは、予め製造していたからだ」と語り、接種を一日でも早く始めるには今から製造することが肝心と指摘しています。

 ブタンタン研究所が製造を予定しているのは中国の「コロナバック」で、コロナ感染者の多いブラジルのほかインドネシア、トルコで治験が行われています。まだ臨床試験は終了していませんが、「中国は2020年半ばからこのワクチンの接種を始めており、十分に信頼を得ている」と語り、Anvisaの承認には自信を見せています。同研究所は23日にAnvisaにデータを提出、承認を求める予定です。

 同研究所は「ここブラジルで生産できるワクチンがブラジルにとって良いに決まっている。有効性が他のワクチンほど高くなくても、コロナウイルスの伝播を減少させるし、コロナの拡散阻止に役立つレベルにある」と語っています。

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