規制緩和後の人出は70%2020年07月20日 01:08

 ブラジルメディア19日の報道によると、サンパウロ市内の交通量は規制緩和が行われても、新型コロナ流行前の70%にとどまっています。同市はすでに会社オフィス、不動産、ショッピングモール、レストランなどが再開されていますが、大通りの人出は徐々に増えているものの、市民や企業の動きはコロナ以前とは比べるべくもありません。

 交通量調査会社の調べでは、コロナ流行前のメインストリートの車の込み具合は100キロの長さに車が行列を作っていました。今では、31キロ程度の車の列です。

 サンパウロ市の規制緩和で、公共交通機関の利用者数が増加しています。WebニュースG1の調査によると、7月のサンパウロ市内の乗客の数は、6月の初めに比べて25%増加しています。