サンパウロ市長選はヌネス氏とブーロス氏の争い2024年03月12日 11:05

 「フォーリャ・デ・サンパウロ」紙が11日、サンパウロ市長選の投票意向を調査した「データフォーリャ」の調査結果を掲載しました。記事によると、ギレルメ・ブーロス連邦副議員が30%、ヌネス現市長が29%の支持で拮抗しています。ほかはタバタ・アマラル氏が8%、マリーナ・ヘレナ氏が7%、キム・カタギリ氏が4%で続いています。

 男女別の支持傾向を見ると、男性はブーロス氏への投票が32%、ヌネス氏が31%、女性もブーロス氏への投票が28%、ヌネス氏が27%と大きな差は見られません。差があるのは宗教的な側面で、福音派の37%がヌネス氏支持で、19%がブーロス氏となっています。。カトリック教徒の間でも、ヌネス氏が34%、ブーロス氏が29%とヌネス氏に支持が集まっています。

 また、教育の面から見ると、ヌネス氏は低学歴者に支持者が多く、ブーロス氏は高学者に支持者が多くなっています。調査は3月7日から8日にかけて有権者1090人に聞き取りで行われました。