厚労省、期限切れ間近の医薬品を配布 ― 2023年04月19日 16:49
ブラジルのメディア18日付によると、厚労省は有効期限切れ間近の医薬品の配布を開始すると発表しました。下院の金融検査・管理委員会の調査によると、2019年以降、国は医薬品、ワクチンなどで22億レアルを浪費している、と報告しています。これまで保健省が購入し、保管していて有効性が失われたために廃棄された資材や有効期限切れのアイテムは7500万点に上ります。
テレビ報道番組は、手術の麻酔薬、強い痛みに使用薬剤、新型コロナや髄膜炎に対するワクチン、糖尿病患者が使用するインスリンなど27 品の有効期限が切れている、と報じています。この事態を受けブラジル内分泌学会は「高額な薬が廃棄され、その恩恵を受けている人々に使用される可能性があることを考えると、暗澹とした気持ちになる」と述べています。
6月末までに期限切れとなり、配布される予定の医薬品は63種類で、重病や慢性疾患の治療に使われるものも含まれています。そのほか160万回分以上の16種類のワクチン、デング熱や麻疹の診断キットなど14種類も含まれています。保健省は州、自治体、連邦ネットワークと連携して、5月末までに配布を始める予定です。
テレビ報道番組は、手術の麻酔薬、強い痛みに使用薬剤、新型コロナや髄膜炎に対するワクチン、糖尿病患者が使用するインスリンなど27 品の有効期限が切れている、と報じています。この事態を受けブラジル内分泌学会は「高額な薬が廃棄され、その恩恵を受けている人々に使用される可能性があることを考えると、暗澹とした気持ちになる」と述べています。
6月末までに期限切れとなり、配布される予定の医薬品は63種類で、重病や慢性疾患の治療に使われるものも含まれています。そのほか160万回分以上の16種類のワクチン、デング熱や麻疹の診断キットなど14種類も含まれています。保健省は州、自治体、連邦ネットワークと連携して、5月末までに配布を始める予定です。
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