最高裁、地方自治体のワクチン輸入・配布を認める2020年12月18日 11:17

 ブラジルメディアによると、最高連邦裁判所は17日、州および地方自治体が国際規制機関が承認した新型コロナウイルスのワクチンであれば、それを輸入し、配布することを承認しました。ただし、国立健康監視庁(アンビサ)がワクチンの許可申請から72時間以内に承認しない場合という条件付きです。

 最高裁が想定する「国際機関」とは、米国、ヨーロッパ、日本、中国のいずれかの健康規制機関で、ここで承認されたワクチンであれば、地方自治体は輸入、配布が認められるとしています。

 最高裁の決定は、ブラジル・バー協会の訴えに対するもので、「海外の有名な規制当局が承認したワクチンに適用される」と結論づけています。続けて最高裁は、「ワクチン接種計画の公表と開始の遅れは、健康、公衆衛生、市民を危険に晒すなど生命に対する権利を侵害する」と述べています。

 最高裁判決にアンビサは「我々は法に従って許認可を行っている。連邦最高裁判所は十分な議論を行わないまま決定された」と反論しています。