オリンピック以外にやることがある2017年07月25日 12:33

 オリンピック・パラリンピックまで3年を切った。メディアではお祭り騒ぎで,オリンピックの盛り上げにかかっている。これからはもっと騒ぎを大きくしていくに違いない。

 しかし、おそらく国民の半数は、オリンピックに大した興味は覚えていないはずだ。要するにオリンピックは、スポーツ貴族たちのお遊びであり、それをいかにも国民的行事のように幻想を振りまき税金をつぎ込み、10日間ほど騒ぐだけの行事と、冷たい目で見ているのだ。

 オリンピックがいかにも重大行事にのように思えるのは、各メディアが大騒ぎするからである。何故騒ぐのか。騒がないとメディアはオリンピックを金に出来ないからだ。オリンピックを冠にすれば、広告は集まるし、これほど魅力的なビッグイベントはない。お祭り好きな日本人には格好のイベントというわけだ。だから1兆円も2兆円も、このイベント注ぎ込んでも、誰も文句を言わない。言えば変人扱いされてしまうだろう。

 これだけの金を子育て、老人福祉、災害防止などにつぎ込めば,とつい考え込んでしまう。一時的なオリンピックに使うよりも、地味ながら日本をじわりと豊かにする政策のはずだ。海外の都市の中には、オリンピックを辞退するのも出始めている。美空ひばりが歌った「お祭りマンボ」ではないが、祭りが去った後は借金の山が残るばかりでは、開催する魅力も色あせるということだ。

 借金の山を造っても為政者の誰一人として、その責任を取るものはいない。メディアも金を儲けたら後は知らんぷり。疲弊するのは納税者だけである。やれやれ、日本は何処へ行くのか。