世帯の2割、薪や炭で調理2019年05月27日 10:59

 失業率が高く、調理用ガス(プロパンガス)の価格が高騰しているブラジルでは、2018年は全世帯の19.8%に相当する1400万世帯が薪もしくは炭を使って調理をしていました。16年よりも約300万世帯多くなっています。5世帯に1世帯が薪や炭を使って日々の調理を行っていたことになります。ブラジル地理統計院が22日に発表し、伯字紙が報道しました。

 薪や炭で調理をしている世帯が最も多かったのは北部のパラー州(57.5%)で、北東部のマラニャン州(52.2%)がそれに続いています。リオデジャネイロ州は1.8%と全国で最も少ない世帯でしたが、他の州と同様に16年(1.0%)より拡大しています。