F1開催地、20年はサンパウロで決着2019年05月15日 10:52

 ジャイル・ボルソナロ大統領とサンパウロ州のジョアン・ドリア知事の間で“綱引き”が続いていたフォーミュラワン(F1)2020年グランプリ開催地で、インターネットメディア「UOL」が13日、F1の運営・放映権管理を統括する「フォーミュラワン・グループ」のチェイス・ケアリーCEOの話として、21年以降は未定だが、20年はこれまで通りサンパウロ(インテルラゴス・サーキット)で開催されると報じ、決着がつきました。

 ケアリー氏は「我々は20年開催をサンパウロ市と結んでいる」と述べ、20年の大会はサンパウロで開催すると明言しました。8日発表したボルソナロ大統領の「リオ開催」を否定した格好です。続けてケアリー氏は「サンパウロ市とは良好な関係を築いている。しかし、21年をどうすべきか、この問題は残っている。現在、サンパウロ市とリオ市両方と交渉中だ」と、21年以降の開催地は白紙と語りました。

 ボルソナロ大統領の「20年はリオで開催」という発言は何のため行われたのか、真相は不明ですが、結果的には世間をムダに混乱させる発言でした。

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