やはり「リオ開催」で決定か2019年05月13日 12:08

 通信社アジェンシア・ブラジル9日付によると、自動車レース、フォーミュラ・ワン(F1)の2020年ブラジルグランプリに関し、ジャイル・ボルソナロ大統領はリオデジャネイロ市に新設されるサーキット会場へ移ると発表しましたが、これをサンパウロ市が否定,開催地をめぐり混沌ととしていました。これについてボルソナロ大統領は9日、リオ開催はグランプリ主催者の決断であると再度表明しました。

 ボルソナロ大統領はフェイスブック上で、「私はF1がリオ市へ移る交渉が行われていることを知った。私はそれに一切かかわっていない。決定は、ブラジルから撤退するところだったことを含め、主催者自身によってなされた。F1のサーキットは数カ月の間に建設され、来年、リオ市でレースが行われる。あってはならないのは、F1がブラジルから去ることだ」と語りました。

 リオ市のマルセロ・クリヴェラ市長によると、新サーキットの建設工事は2カ月以内に開始される見込みです。同市長は「我々は(建設工事業者の)公募を始めている。45日後に入札の封筒を開き、請負企業を決定する」としています。リオ市に建設される新サーキットの名称は「アイルトン・セナ」になる予定です。