デング熱とA型インフルが猛威2019年03月22日 10:46

 サンパウロ州内では今夏、デング熱の感染者数が爆発的に増加しています。20日付の国内メディアによると、同州保健局のまとめでは、2019年に入ってから3月18日までのデング熱への感染が疑われる患者は、前年同時期比で30倍の10万6224件に上っています。このうちデング熱と確認されたのは4万5000件で、29人が死亡しています。

 デング熱の症例が最も多いのは同州内陸部のバウル市で、確認されたのが6000件に上り、10人が死亡しています。また、増加率が最も大きいのはサンパウロ市に隣接するグアルーリョス市で、同市では前年同時期を404%上回る89件の感染が確認されています。

 一方、ブラジル北部アマゾナス州ではA型インフルエンザ(H1N1)が猛威を振るっています。アマゾナス保健監視財団が20日に公表したデータによると、同州内でA型インフルエンザ陽性と確認された症例は110例に達し、28人の死亡が確認されています。死亡者が多いのは州都マナウス市です。

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