マリフアナが警察署内でレンガに変化2019年03月19日 10:25

 16日付国内メディアによると、サンパウロ市内の警察署内に保管されていた約600キログラムのマリフアナがレンガや粘土、石膏、石灰、木片にすり替えられていることが判りました。すり替えられたのは同市内北部にある第90管区警察署内で、保管されていた600キログラムのマリフアナは6年前に押収され、15日に焼却処分される予定でした。

 焼却処分当日、作業に立ち会っていた検察官がマリフアナの包みの一つが妙に軽量であることを不審に思い、すべての包みを開封したところ、包みの中からレンガや粘土、石膏、石灰、木片などが出てきました。包みはすべて警察署へと戻され、指紋採取などが行われています。

 サンパウロ州の警察を統括する同州公共保安局は「焼却予定の593キログラムは、記録と一致していないことが確認されたため、事実確認ために内部監察当局で調査が開始された」との声明を発表しました。

 誰が、いつ、どのようにして警察署内からマリフアナを持ち去ったのか不明で、現在、調査が続けられています。

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