デング熱感染で5人死亡2019年03月01日 10:38

 国内メディアによると、国内のデング熱感染者が増加しています。保健省がネッタイシマカ媒介の感染症(デング熱、ジカ熱、チクングニア熱)に関する報告書を26日に発表し、今年2月2日までに全国でデング熱感染者が5万4777人に達し、人口10万人当たりの感染者数が26.3人で、確認された死亡者も5件になるとしています。

 保健省は、今年に入ってからのデング熱感染者の60%(3万2821件)がサンパウロ州とリオ州などの人口密集地域に集中しており、ネッタイシマカの発生源除去の強化が必要と警告しています。

 デング熱とは逆に、19年に入ってからのジカ熱の感染者は630件と、前年同時期比で18%少なくなっています。またチクングニア熱の感染者も1年前の8508例に比べ51%減少しています。